Straightener~フェス出演ごとに評価を上げ続ける強靭な体力を持つバンドといえます。一度聴いたら心に刻まれる独特のアイロニーを持つ集団です。

ロゴス(LOGOS)

夏フェスに欠かせないストレイテナー

出演回数:43 回

  • カウントダウンジャパン / CountDownJapan >> 15 回
  • ロックインジャパンフェスティバル / RockInJapanFestival >> 14 回
  • ライジングサンロックフェスティバル / RisingSunRockFestival >> 8 回
  • フジロックフェスティバル / FujiRockFestival >> 4 回
  • サマーソニック / Summersonic >> 1 回
  • ソニックマニア / SonicMania >> 1 回

フェスの申し子

便宜上オルタナバンドに分類されますが、もはやそこに留まることなく独自のバンド観を打ち出しストレイテナーにしか出せない世界観で人気を博しています。
音源も毎年のようにリリースし続けライブも停滞することなくやり続けています。
必然的に国内の大小フェスに呼ばれ続けどのフェスでも重要なスロットを任せられゼロ年代以降の日本を代表するロックバンドと言えるでしょう。
近年はフェスに特化したような新人バンドも増えてきましたが、フェスに出ることによってより成長を遂げるバンドの雛形としてストレイテナーは歴史的には位置づけられるのではないでしょうか。
ロックバンドの定型のような編成の4人組でありますが、4人ならでは独特のグルーブがあるというロックバンドの基本中の基本はがっちりしていて、歌世界はこれまた独自の哀愁感があり根強い人気があるのもうなづけると思います。
主要フェスは2004年のロックインジャパンがスタート地点。結成が98年でメジャーデビューが2003年、その翌年の出来事ですからかなり順調なキャリアの滑り出しと言えます。
まだ2ステージしかなかった頃のセカンドステージ中盤に配置されました。クラムボンとバンアパに挟まれ、かなり当時のそこまでメジャーではない日本独特のシーンを反映するようなメンツが出ているステージで違和感のない名前となりました。
年末のカウントダウンでは更に存在感を高めセカンドステージのトリ前、エルレガーデンの前での演奏で割と激しめのメンツで固めたステージを盛り上げました。
こういったある種のイメージを限定させたステージでもきちんと存在感を出せるのはバンドの体力の強靭さを世に知らしめたと言って差し支えないでしょう。
そして翌2005年には国内バンドでは珍しく冬のソニックマニアで洋楽系フェス初登場となりました。
洋楽バンドに挟まれながらもそこにいることが必然のような佇まいでストレイテナーここにあり!を示したのでした。
本家サマソニには同じ2005年のソニックステージトップバッターという重要なスロットでの初登場となりました。
2006年には初のフジロック、セカンドステージ中段にブッキングされ当時注目されていたSOTYの前という重要なスロットを任されることとなりました。
洋楽色強めの場所でも輝ける、そんな日本のバンド代表として徐々に認知度を高めていった時期だったと思います。
初登場となった2006年のライジングサンではメインステージで演奏。トップバッターのケムリの後というストーリー性を感じさせる位置での演奏となりストレイテナーの名前は日本全国に轟いたのでした。
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