RockInJapanFestival2006では開催7度目にしてステージを増やすことに着手!結果よりバラエティに富んだJPOPフェスとしての顔を見せ始めました。

ロゴス(LOGOS)

ロックインジャパン2006が7回目の開催を迎えました

2006-08-04

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

ウイングテント/WingTent

2006-08-05

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

ウイングテント/WingTent

2006-08-06

グラスステージ/GrassStage

レイクステージ/LakeStage

サウンドオブフォレスト/SoundOfForest

ウイングテント/WingTent

ウイングテントが新設されました

開催7回目にしてステージ増設に踏み切ったロックインジャパン。ゲートからメインステージまでかなりあるレイアウトのフェスですがゲート近くに設置された大型テントで半屋内ステージの様相となっています。
フジロックでいうレッドマーキーライクな位置づけとなります。
屋根があることによってライティングで魅せる系のアクトの選択肢が広がる効果があるように思います。
初めての設置ということもあり、かなりコンセプチュアルな顔ぶれのアクトが集まりました。
シュノーケル、スタン、ニコタッチザウォールと2006年当時に台頭し始めたアクトがトリを努めていて今後の展開を予感させるような未来感溢れるラインアップとなりました。
翻ってみるとメインステージからして挑戦的な年となっていることが分かります。
ウルフルズ、オレンジレンジ、グループ魂とこういった大型フェスでは初めてトリとなるようなバンドがその重責を背負いながらも素晴らしい演奏をしました。
洋楽フェスと比べるとトリの重要性がそこまで大きいものではない邦楽系フェスですが、それでも一日の締めくくりをきちんと終わらせることはとても重要で、配置にも気を配っているように感じます。
そして満を持してという表現がこれほどハマる人もいないレベルの矢沢永吉が邦楽フェスに初登場!
しかもメインステージ朝イチという配置に主催者と演者の意気込みが感じられて仕方ありません。
日本のロックの生き字引、えいちゃんが野外フェスに出る時代がくるなんて…ファンは集結したんすかね?

2006年の邦楽事情

上位楽曲を眺めてみると一時のフィメールソロアクトの流れが一段落し混沌とした時代になってきたように感じます。
その楽曲のクオリティに関わらずどんな時代も安定的に売り上げているジャニーズ系が上位を独占しているところを見ると、全体のCD売り上げだったり世間を巻き込むようなヒット曲が生まれにくい時代が到来していたことが伺えます。
現代でも歌い継がれているような本当のヒット曲が…純恋歌と粉雪くらいですかね…。これも相当狭い層への希求ですが。
2006年といえばAKB元年みたいな年ですが、地下扱いだったアイドルが正に地下で蠢いて地上へ出る機会を伺っていた期間でありました。
下位の方に見つけたKという文字…そういえばまだK-POPは影も形もない時代なのですね。
冬のソナタが2003年だったことを考えるとそろそろK-POP時代が近づいているのでしょう。
今後の天下に繋がるブリッジのような時代がこの2006年だったのではないでしょうか。
Number55